●鍼灸
●飛鳥時代にやってきた東洋医学
鍼灸とは中国で生まれた伝統医学です。漢方医学,東洋医学のどちらにも属している医療です。その
治療方法は実に特徴的で、「ツボ」と呼ばれる身体の特定の箇所に「鍼」「灸」を用いて刺激を与え,
人間の体内に流れている「生命エネルギー=気の流れ」に対し働きかける事によって体調不良を回復へと
導きます。この「生命エネルギー」とはカイロプラクティックで言うところの
「イネイトインテリジェンス」と同義ではないかと考えられています。
●あまりに古い歴史を持つ鍼灸
鍼灸の歴史はあまりに古く,日本には飛鳥時代に伝来したという事実が明らかになっていますが、
そもそも中国ではいつ、誰がこの鍼灸という治療法を確立したのかは未だに明らかになっていません。
今の段階で明らかなのは「鍼」よりも「灸」の方が早く歴史に姿をあらわしたという事だけです。
現在、我々が「鍼灸」と呼ばれているものは過去の鍼灸とは若干異なっており、
「経絡学説」や「陰陽五行思想」等とも深く結びつき、「経絡」「経穴」を中心にして行っていく
施術として完成しています。
●日本に根付いた鍼灸
●日本では国家資格化へ
飛鳥時代に日本に伝来した鍼灸は時代を超えて進化していきます。そして江戸時代に入り、
特に鍼灸は大きな進化を遂げ、昭和の時代に入ると専門の4年制大学が設立され、
63年には遂に「知事免許」であった鍼灸師が「国家資格」へと生まれ変わります。そして現在では
学問的にも,また研究対象としても世界中で注目をされており、その効果はWHOにも報告が上げられている
ほど。
●鍼灸が得意な症例
鍼灸の効果についてはとても幅広く、その効果は
WHO(世界保健機構)にも報告され、世界に広く知れ渡っています。その適応症例は数十にも
及びますので一部抜粋してご紹介します。※詳しくはこちらへ
●誤解の多い鍼灸の『針』
鍼灸についてはまだまだ誤解が多いようです。
日本ではかなり社会に根付いている「鍼灸」についてなのですが、まだまだ誤解
が多いのも事実のようです。特に多い誤解は「痛そう」「火傷するんじゃないの?」というもの。
そして「結局、後が残りそう」というものです。ですが、実際のところはそれ程気にする程の事は
ありません。特に「鍼」については日本の鍼は中国鍼とは違い、独特の「痛みを最小限に抑える」
為に開発された針で、その太さはわずか「0.16mm〜0.24mm」というきわめて細いものです。
勿論「痛点」にあたってしまえば「チクッ」とした痛みが出てきてしまいますが、その痛みにしても
注射に比べると本当にわずかなものです。
また、「灸」にしても60度程度での熱を持ちますが、そんなに「熱!!」と叫ぶような熱さはまず
ありません。感覚としては「ズーン」としたような重たい感覚がありますが、それが灸による治療の
代表的な感覚ですので心配はいりません。
●気になる費用について
●健康保険が一部適用
鍼灸治療は国家資格制度が進んでおり、健康保険も一部の症例に関しては適用されます。
その為、金銭的な負担はわずか3割で済むのでとても経済的な治療法という事ができます。
気になる費用も健康保険の適用可能な症例の場合はわずか「数百円」で済む場合が殆どです。
まだまだ、知られていない鍼灸という治療法ですが、仮に合わなかったとしても
出費はわずか数百円です。一度、試しにチャレンジされてみては如何でしょうか。副作用の心配は
殆どありませんので、身体にもとても優しい治療法です。